能の魅力を知る
唐の趣き−邯鄲−
2018年3月24日(土)※公演終了
「能の魅力を知る」シリーズ第三弾、今回のテーマは「唐物」。古来、中国大陸(唐)からは様々な書物、芸術、美術が日本へ渡り、強いあこがれの対象でした。その豊かな文化は能楽にも影響を与え、中国の歴史・伝奇をテーマとした『菊慈童(枕慈童)』『月宮殿(鶴亀)』や、今回取り上げる『邯鄲』『楊貴妃』も作られました。日本とは明らかに違う、しかし能に採り入れられる事によって能楽堂に不思議と馴染んだ唐の文化を、絢爛豪華な古の中国を想像しながらお楽しみください。
解説 金子直樹
仕舞「枕慈童」
友枝昭世
能「邯鄲」
盧生:友枝雄人
舞童:大村稔生
勅使:殿田謙吉
大臣:御厨誠吾 野口琢弘 吉田祐一
輿舁:則久英志 高井松男
宿の女主人:山本則孝
笛:一噌隆之
小鼓:成田達志
大鼓:大倉慶乃助
太鼓:小寺真佐人
後見:中村邦生 狩野了一
地頭:友枝昭世