Bunkamura30周年記念 セルリアンタワー能楽堂
「渋谷能」 第七夜 千秋楽
2019年12月6日(金)※公演終了
次世代を担う能楽師、劇的に舞う。渋谷に舞う。
国内外から注目され、未来に向けて進化し続ける渋谷に、約650年の歴史を持つ芸能“能楽”の未来を担う若手能楽師が集まり、現代と伝統の世界とを結びます。
第七夜、シテ方五流が勢揃い。競い合いの「舞囃子」。
千秋楽の第七夜には、能楽シテ方五流が再び揃い、「素」の演技を競い合う舞囃子でクロージングです。舞囃子は能の演目の一番の見どころである舞の部分を抜き出して上演する形式。クライマックスシーンを抜き出しているので、お客様には一度にたくさんの演目を観る楽しみを味わっていただけます。
◆プログラム
舞囃子
「高砂 舞序破急之伝」
シテ:本田芳樹(金春)
笛:竹市学
小鼓:田邊恭資
大鼓:山本哲也
太鼓:小寺真佐人
「屋島」
シテ:観世淳夫(観世)
笛:杉信太朗
小鼓:田邊恭資
大鼓:原岡一之
「雪 雪踏之拍子」
シテ:金剛龍謹(金剛)
笛:竹市学
小鼓:観世新九郎
大鼓:山本哲也
太鼓:小寺真佐人
「安宅」
シテ:和久荘太郎(宝生)
笛:竹市学
小鼓:田邊恭資
大鼓:原岡一之
「猩々乱」
シテ:佐藤寛泰(喜多)
笛:杉信太朗
小鼓:観世新九郎
大鼓:原岡一之
太鼓:小寺真佐人
◆みどころ
舞囃子は装束、面を着けずに紋付き袴で舞い、道具に頼らず実力を披露する事になりますので、実は能楽師にとっては一時も気を許せない上演方式です。今回は能の「五番立(ごばんだて)」と言う、五つの能のジャンル(神・男・女・狂・鬼)から1曲ずつ選んで上演する形式を取っており、これもまた能楽の深い世界観をご覧いただける事でしょう。
◆関連企画
[アフターパーティー]
各回終演後、出演者との懇親会を能楽堂前通路にて開催いたします。
料金:1,500円(ワンドリンク付き)
*人数限定・事前予約制
[クラウドファンディングに挑戦!]*支援の募集は終了いたしました。
新たな試みとして、READYFOR㈱協力のもと、「渋谷能」はクラウドファンディングにも取り組みます。幅広い層に能楽の魅力を伝えるため、様々な角度から世の中にアプローチを図ります。
「渋谷能」クラウドファンディング プロジェクトページはこちら
[関連企画 問合せ/申込み]
セルリアンタワー能楽堂 03-3477-6412