萬斎 イン セルリアンタワー 21
2021年12月15日(水)※公演終了
毎年恒例の人気公演「萬斎 イン セルリアンタワー」は今年で21回目を迎えます。野村萬斎自身が行う冒頭の解説は本公演の名物。小規模劇場ならではのリラックスした雰囲気の中、一年の活動を振り返りつつ、演目や狂言に登場する語句解説などを行います。続く狂言は、都見物に向かう田舎者が道中見知らぬ男に声を掛けられ、その身を売られそうになるのを「自分は磁石の精」だと荒唐無稽な事を言って難を逃れようとする「磁石」(石田幸雄出演)、歳暮の挨拶回りに出かける二人の大名が、烏帽子が剥げかかっているのに気づき、通りかかった塗師にその場で塗り直しを頼む、和泉流の専有曲である「塗附」(野村萬斎出演)の二曲の上演です。
解説 野村萬斎
狂言「磁石」
すっぱ:石田幸雄
田舎者:石田淡朗
宿屋:深田博治
後見:内藤連
狂言「塗附」
塗師:野村萬斎
大名:野村太一郎
大名:内藤連
後見:石田淡朗