「渋谷能」第一夜 宝生流
2023年7月28日(金)
次世代を担う能楽師、劇的に舞う。渋谷に舞う。
国内外から注目され、未来に向けて進化し続ける渋谷に、約650年の歴史を持つ芸能“能楽”の未来を担う若手能楽師が集まり、現代と伝統の世界とを結ぶ――
*「渋谷能」全体情報はこちらから
◆プログラム
解説:金子直樹
能「天鼓 呼出・盤渉」
王伯/天鼓:髙橋憲正
勅使:福王和幸
勅使の従者:山本則重
笛:藤田貴寛
小鼓:曽和伊喜夫
大鼓:亀井洋佑
後見:宝生和英、藪克徳
地頭:和久荘太郎
[あらすじ]
後漢の時代、王伯王母という夫婦がおり、妻が天から鼓が降りてくる夢を見て産んだ男子に天鼓と名づけます。その後本物の鼓が天から降り、天鼓が打つと実に美しい音を出しました。噂を伝え聞いた帝がその鼓を献上するように命じますが、天鼓は拒み鼓は召し上げられ、その身は呂水に沈められてしまいます。ところが宮中でその鼓は誰が打っても音が出ず、勅使が天鼓の老父のもとに遣わされ、宮中へ来て鼓を打つよう命じます。参内した老父がわが子を思い懐かしむ心で鼓を打つと、美しい音を発しました。この奇跡に帝も哀れを感じ、老父に多くの宝を与えて帰らせます。そして帝は天鼓のために追善の管絃講を行うと天鼓の霊が現れ、回向の舞楽を謝し、供えられた鼓を打ち、楽を奏し、喜びの舞を舞い、やがて夜も明けてくると消え行くのでした。
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◆関連企画
[事前講座(第1回)]
該当公演チケットで参加可能な事前講座を実施いたします。
出演:髙橋憲正
日程:7/18(火)
時間:18:30~
場所:セルリアンタワー能楽堂
料金:500円
*人数限定・事前予約制
*該当公演のチケットをお持ちの方は無料。講座当日に必ずチケットをご提示ください。講座開催時に公演チケットの販売もいたします。
*講座料金をお支払いいただいた後公演チケットをお求めいただいた方は公演チケットを割引いたします。(講座当日の販売のみ)
[関連企画 問合せ/申込み]
セルリアンタワー能楽堂 03-3477-6412
◆能楽鑑賞多言語字幕システム「能サポ」を導入
第一夜~第三夜には、能楽鑑賞に役立つ解説をタブレットでご覧いただける多言語字幕システム「能サポ」を導入いたします。
ご利用希望の方は、当日貸出し受付にてお申し込みください。
※貸出料 1台500円をお支払いいただきます。
※貸出し台数に限りがあります。
・詳細はセルリアンタワー能楽堂までお問い合わせください。
・ セルリアンタワー能楽堂 03-3477-6412(平日10:00~18:00)
※「能サポ」とは(外部リンクへ飛びます)
◆各種問合せ/申込み
セルリアンタワー能楽堂 03-3477-6412(平日10:00~18:00)
◆主な出演者
髙橋 憲正(たかはし のりまさ)
シテ方宝生流
昭和五一年生まれ、シテ方宝生流髙橋右任の長男。十九世宗家宝生英照に師事。昭和五六年「鞍馬天狗」花見で初舞台を踏む。平成十六年「草薙」にて初シテを勤め、これまでに「翁」「石橋」「道成寺」「乱」を披く。現在は自身の同門会「憲宝会」を主宰し指導にあたる他、金沢を中心に北陸での公演にも出演中。重要無形文化財総合指定保持者。公益社団法人能楽協会会員。
<第一夜の特典は乾杯用シャンパン付き>
各店舗のメニュー詳細はこちら(セルリアンタワー東急ホテルのサイトへ飛びます)
◆ガーデンラウンジ「坐忘」 LB階
※画像はイメージです
庭園を望む空間で正統派アフタヌーンティー<約30種類の”ティーセレクション”>
トゥール ド アンサンブル5,000円+公演チケット代
◆日本料理「Japanese Cuisine 桜丘」 2階
※画像はイメージです
和風テイストのスイーツやおばんざい<注文後に点てられる抹茶付き>
アフタヌーンティー5,500円+公演チケット代
◆タワーズバー「ベロビスト」 40階
※画像はイメージです
季節のシャンパンカクテルで大人のアフタヌーンティー<地上150mの美しい眺望>
アフタヌーンティー8,000円+公演チケット代