伝統と創造シリーズ vol.10
HANAGO-花子-
2月22日(金) 19:30開演
2月23日(土) 17:00開演
2月24日(日) 14:00開演
2月25日(月) 19:00開演
2月26日(火) 19:00開演 ※公演終了
ご好評につき<追加公演>が決定いたしました!
公演日時
2019年2月26日(火)19:00開演(18:30開場)
チケット好評販売中!
※詳細はページ下部をご覧ください。
当日券についてのお知らせ
各回とも、開演1時間前より、当日券の抽選販売を実施いたします。
※詳細はページ下部のチケット情報欄をご覧ください。
演出・振付|森山開次
出 演|酒井はな、津村禮次郎、森山開次
強き愛ゆえの、苦しみと喜びと哀しみと。
HANAGOと呼ばれた一人の女性の、愛をめぐる一生。
森山開次を迎えてお届けする“伝統と創造シリーズ”の記念すべき第10弾は、能の名作「班女」「隅田川」の登場人物・花子(はなご)に焦点を置き、二つの演目を元に、一人の女性の一生を描いたダンス作品です。花子を演じるのは、ダンサーとしてますます輝きを放つ酒井はな。花子にまつわる存在を能楽師・津村禮次郎、そして森山開次が演じます。今回が初共演となる、森山開次と酒井はなのデュオにもどうぞご注目ください。
伝統と創造シリーズとは
能楽堂という日本の伝統的な様式を持つ空間を、コンテンポラリーダンスの振付家がどのように解釈し、扱っていくかを問う企画。2008年より継続して制作している。
作曲:笠松泰洋[レコーディング・ミュージシャン 箏:北川綾乃 バロックハープ:伊藤美恵 ケーナ:岩川光 お囃子:望月太満衛 メイ:笠松泰洋]
衣裳:新居幸治(Eatable of Many Orders)
照明: 櫛田晃代/音響:野中正行(響き工芸サウンドアリアレコード)/舞台監督:川上大二郎
宣伝写真ヘアメイク:松本順(tsujimanagement)/宣伝写真:池谷友秀/宣伝デザイン:小山睦浩(mograph)
主催/企画制作:セルリアンタワー能楽堂
企画制作:スタジオアーキタンツ
協力:オフィスルゥ
出演者プロフィール
津村禮次郎
能楽師シテ方観世流。緑泉会会主。津村紀三子、観世喜之に師事。91年重要無形文化財保持者に認定。79年より毎年小金井薪能を企画制作。古典能の公演のほか指導者として若手の育成にも務める。また新作能、創作活動、海外公演も多数。2010年度文化庁文化交流使。15年ドキュメンタリー映画『躍る旅人 能楽師・津村禮次郎の肖像』が公開される。
酒井はな
畑佐俊明に師事。橘バレエ学校、牧阿佐美バレエ団を経て、新国立劇場バレエ団設立と共に移籍、主役を務める。クラシック・バレエを中心に活動しているが、コンテンポラリー・ダンスやミュージカルにも積極的に挑戦、新境地を拓く。村松賞、中川鋭之助賞、服部智恵子賞、ニムラ舞踊賞、芸術選奨文部科学大臣賞、橘秋子特別賞など受賞歴多数。17年紫綬褒章受章。
森山開次
ダンサー・振付家。2001年エディンバラフェスティバルにて「今年最も才能あるダンサーの一人」と評された後、ダンス作品の発表を開始。07年ヴェネチアビエンナーレ招聘。13年新国立劇場ダンス公演「曼荼羅の宇宙」で芸術選奨文部科学大臣新人賞ほか三賞受賞。同年文化庁文化交流使。19年『ドン・ジョヴァンニ』でオペラ初演出。ダンサー、演出家の両面で今後が注目される。